「毛織の北紡」の広告看板と木造駅舎
北星駅は納屋のような木造待合所と板張りの簡易ホームで構成された駅です。
利用者僅少のため2021年に廃止となりました。
こちらが小屋のような駅舎兼待合所です。
利用者僅少にもかかわらず、列車の利用客に向けた広告看板が取り付けられていました。
筆書きのなんともレトロなデザインでした。
開くのもはばかられるような戸が取り付けられています。
画像だと読めないですが、「ドアは外れやすいので丁寧に開閉してください」と
シールが貼ってあります。
土台が一部崩壊していて、基礎から浮いた状態になっています。
隙間風が吹きそう… そしてベンチの木も腐っています。
板張りのスロープと一両程度のホームという簡易乗降場風の構成です。
昭和31年7月という記載があります。
一枚だけ板が取り換えられていたり、補強されていました。
板の間から草が生えています…
2006年まで智東駅が隣駅だったためシールが貼られています。
周りには数件の人家や倉庫があるのですが、
とても鉄道を利用しているとは思えない状態でしたので
廃止もやむを得ない状態かと思います。
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