御来屋駅(JR山陰本線)

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山陰最古の駅舎

 御来屋駅は山陰最古の駅舎とされる古い駅舎が残る駅です。
駅としては無人駅ですが、直売所が入居しています。
ホームは2面3線の国鉄型配線となっています。

 

駅名看板も木製です。

 

駅は無人駅です。

 

ベンチも味のあるものになっています。

 

窓口こそありますが、切符の発売はありません。

 

簡易券売機があります。

 

小荷物窓口もあります。

 

山陰最古の駅だそうです。

 

明治の文明開化とともに全国各地で鉄道の敷設を求める声が高まっていた中、待望の陸蒸気(おかじょうき=SL)が境港~御来屋間を走ったのは、明治35(1902)年11月1日。明治5(1872)年に新橋~横浜間に日本で最初の鉄道が敷設されてから、30年目のことでした。
当時の運賃は、境港~御来屋間が38銭(当時コーヒー一杯2銭)で、約1時間30分をかけて走りました。
境港~御来屋間が山陰地方で最初の工事区間になった理由は比較的平坦地で、現在の名和町富長に大山軍馬補充部があったためだと言われています。以来百年、鉄道開業当時の駅舎が老朽化による建て替えで次々と消えていく中、御来屋駅の木造平屋建て駅舎は、明治期の建築様式を現代に伝える貴重な存在です。特に駅舎内の荷物受け渡し台・切符の発券台や窓枠などは、当時の面影を色濃く残しています。山陰鉄道発祥百周年にあたり、先人が守り伝えてきたこの貴重な遺産を次世代に継承すべく、駅舎の整備を行いました。この駅舎が皆様に愛され大切にご利用いただき、すべての方にとっていつまでも「ほっとする空間」でありますように願っております。

 

小荷物の運賃表が掲げられていました。

 

ホームは2面3線の国鉄型配線となっています。

 

直売所へは線路側から入ります。

 

2・3番のりばです。

 

3番のりばは少しカーブしています。

 

ホーム上に車掌車改造の待合室があります。

 

昭和59年製でした。

 

ベンチは新しいものになっています。

 

駅前の様子

 

 

訪問日:2022年9月

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