伊達駅(JR東北本線)

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味のある駅舎

 伊達駅は東北の駅百選にも選定された駅で、味のある古びた駅舎が特徴です。
ホームも現在は2面2線ですが、
かつて複数の側線を抱えていたことを伺わせる広い構内が感じられます。

 

こちらは2番線、仙台方面ホームです。

 

フェンスで仕切られていますが、かつては島式ホームだったようです。
さらにその外側には貨物用側線もあったと思しき空き地もあります。

 

ホームの壁は茶色です。

 

仙台方面ホームへ行く跨線橋には「青森」というスケールの大きい
案内表示があります。

 

この駅も跨線橋に駅名が書かれています。

 

こちらは1番線、郡山方面ホームです。

 

1番線は駅舎に面しておりホームも広めです。

 

古そうなレンガ小屋も現存しています。

 

改札は自動改札ではなく、簡易Suica改札機のみの設置です。

 

自動券売機も設置されていますが、みどりの窓口はありません。

 

古そうな駅ながら天井が高くなっています。

 

「駅なかプラザ」なる施設も入居しています。

 

重厚感のある立派な駅舎です。

 

駅の前には新幹線の高架があり、視界を遮っています。

 

駅名由来のプレートの隣に東北の駅百選選定のプレートがありました。

 

伊達駅の駅名由来
平安時代の前期頃、現在の福島市周辺一帯は信夫(しのぶ)郡と呼ばれていましたが、延喜六年(907)、信夫郡から分けて、新たに伊達(いだて)郡が設けられることになりました。
このとき、郡内は安岐、静戸、伊達の三つの郷からなっていました。安岐は現在の川俣を中心とした小手郷で、静戸は阿武隈川から東側の東根郷、伊達は阿武隈川から西側の西根郷でした。
「伊達という地名は、東方に霊山、西方に半田山があって、ちょうど「楯」に囲まれたような地形であったところから「楯の庄」と呼ばれたことに由来するといわれています。やがて地名を二文字で表すときに「伊達」と改められました。
この地名の由来を受けて、明治28年(1985)4月1日、東北本線が当地に開通した時、伊達駅が開業しました。
参考資料 仙台鉄道管理局「わが駅からの散歩道」

 

訪問日:2017年3月

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