塩釜駅(JR東北本線)

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仙石東北ラインへの分かれ道

 塩釜駅は仙台方面からくると仙石東北ラインへの分岐駅となる駅です。
駅は高台にあるため、改札から階段を上ってホームへ向かう必要があります。
ホームは島式ホーム1面2線となっています。

 

駅名のフォントは独特のものです。

 

自動改札機が設置されています。

 

NEWDAYSも駅構内にあります。

 

みどりの窓口や多機能券売機もあります。

 

改札を抜けると小さな鳥居があります。

 

改札を出ると正面に地下通路があり、ここを進みます。

 

かつては構内踏切でホームへ渡っていたのでしょうか。
通路のようなものがありました。

 

地下通路は丸みを帯びています。

 

1番線は仙台方面ホームです。

 

2番線は小牛田・石巻方面ホームです。

 

ホームは島式ホーム1面2線となっています。

 

ホームは若干カーブしています。

 

ホームの小牛田寄りには屋根がありません。

 

ここから仙石東北ラインが分岐するため、駅名標も二股になっています。

 

駅前に高い建物はあまりありません。

 

駅舎前に駅名由来のプレートがありました。

 

塩釜駅の駅名由来
塩釜は、縄文時代より平安時代頃まで、海水を煮立て製塩を行う産地として栄えてきました。特に「日本書紀」の「海幸彦・山幸彦」にも登場する「塩土老翁神(しおつちおじのかみ)」が伝えたともいわれる鉄釜を用いた製法は、その生産量を飛躍的に増大させたと考えられています。
今も当時使われた鉄の大釜が「御釜神社」にご神体として四口保存されていますが、竈(かま)というフライパンのような浅い形状をしており、これが地名の由来になったといわれ、行政上も「塩竈」という文字が用いられています。
明治20年(1887)に現在の仙石線本塩釜駅に東北本線建設のため、塩釜線(当時は奥羽線と呼ばれました)が開通し、塩釜港は三陸地方で唯一、鉄道がある港として栄えました。そして東北本線は、利府(山線)側に敷設されましたが、戦時中、輸送力増強のため、昭和19年(1944)に海線が開通し、昭和31年(1956)七月九日、塩釜駅が開業しました。地元では親しみを込めて「新駅」と呼んでいます。なお山線は、利府線を残して、昭和37年(1962)に廃止されました。
参考資料「塩竈雑話」
訪問日:2022年1月

 

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