真室川駅(JR奥羽本線)

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森の停車場

真室川駅は2面3線の昔ながらの国鉄型配線を持つ駅です。
「真室川 森の停車場」という物産展と交流施設を兼ねたような施設が
実質的な駅舎となっています。

 

駅の入り口です。

 

なお、駅へはこの施設を通らずに入れます。

 

ホームは2面3線の国鉄型配線です。
駅舎側は1番線です。

 

駅の反対側へ出られる通路もあります。

 

先ほどの通路はここへつながっています。

 

2・3番線は島式ホームです。

 

2番線の中線も残されています。

 

ここにも待合室があります。

 

駅名由来が掲げられていました。

 

「真室川」という地名は、地域を貫流する真室川という川の名前に由来します。この川は、当地の東方にそびえる信仰の山「神室山(かむろさん)」を水源として流れ出し、古くは「神室川」と呼ばれていました。それがいつしか「真室川」と転訛し、現在の地名になりました。
真室川という地名を一挙に高めたのが、民謡「真室川音頭」です。「真室川音頭」は、明治時代に千島や樺太へ出稼ぎに行った人たちが歌った「ナット節」を、真室川町に住んでいた近岡ナカエさんが元歌として、創作したのが始まりといわれています。昭和初期、真室川鉱山で働いていた人々によって盛んに歌われ、戦後「真室川小唄」としてリバイバルし、レコード化され、全国的に歌われるようになりました。
この地名の由来を受けて、明治37年(1904年)10月21日、奥羽南線(現在の奥羽本線)の新庄~院内間開通の時、真室川駅が開業しました。
◆参考資料◆
■秋田鉄道管理局発行「駅名の由来」
■角川書店刊「角川日本地名辞典」
■真室川町観光資料

 

3番線です。

 

今は亡き列車の乗車口もありました。

 

駅前には円形のロータリーがあります。

 

駅の横は駐車場です。

 

 

 

訪問日:2018年7月

 

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