大滝駅(JR奥羽本線)

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二階建ての駅

 大滝駅は周辺道路より線路が低いところを走っており、
駅舎が二階建てになっています。
ホームは1面1線の棒線駅ですが、使われなくなったホームが残されています。

 

閑散区間ではありますが、新しめの駅舎です。

 

駅名由来のプレートもありました。

 

昔、この地には、雄勝峠を越えて羽後国(秋田県)へ向かう街道が通じていました。かつての雄勝峠は、標高1000m級の神室山系の峠道で、非常に困難な道行きを覚悟しなければなりませんでした。霊峰である神室山を神聖視していたかつての人々は、この峠を越える前には、街道沿いを流れる塩根川にある大きな滝に打たれ、身を清めるのが習わしであったといわれています。
ある時、旅人のひとりがこの滝に打たれていると、突然、不動明王が眼前に現れました。そして、その日の山越えが難儀なくできたことから、滝のそばには「岩切不動明王神社」がまつられることになりました。以来、滝は「不動滝」と名付けられましたが、俗称の「大滝」で呼ばれることが多かったといいます。
この地名の由来を受けて、昭和16年(1941年)9月20日、奥羽本線の大滝駅が開業しました。
◆参考資料◆
■秋田鉄道管理局発行「駅名の由来」
■角川書店刊「角川日本地名辞典」

 

駅舎の二階部分は待合スペースになっています。

 

ホームへは一階へ下ります。

 

ホームは1面1線の棒線駅です。

 

向かい側には使われなくなったホームがあります。

 

駅名看板の枠は朽ち果てつつあります。

 

駅前には道路が走りますが、人家はありません。

 

一応バス停はあります。

 

駐車スペースのような場所はあります。

 

訪問日:2018年7月

 

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